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2007年7月18日 (水)

DUCATI 本社工場&博物館

さて、本日最後の目的地ドゥカティの工場に到着です。

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ドゥカティのファクトリーは、ボローニャ駅から車で10分ほどの比較的街に近い場所にあります。

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道路から見える社屋の外壁には巨大なカピロッシのパネル

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地元、というかイタリアの有名企業でもあるドゥカティは、一般の工場見学も積極的に受け入れているそうで、この日はグランプリウィークということもあり、待合室には沢山のファンが訪れていました。写真はガイドの言語でグループ分けをしているところです。(分け方は結構アバウト)

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グループ毎にメーカーのガイドさんに引率され、工場エリアに入ります。
残念ながらドゥカティ社も工場内は撮影禁止でした。

生産ラインでは、こちらもまたかなり家内工業的な雰囲気で作業が進められていました。ストックヤードから必要な部品を取り出してカゴに入れて持ってきてアッセンブルのラインで組み付ける、通称「スーパーマーケット方式」だそうですが、それって果たして効率的なん??? 

いや、ここはイタリア・・・

日本の常識で物事考えるべきじゃない・・・きっとそれがMotoGPでも常勝になりつつあるパワーを生み出す源なんでしょう。。。しかし、ここ10年程の間に日本流の"KAIZEN"メソッドを取り入れ、大幅な生産性向上とクォリティアップを図っているとのこと。
おそるべしトヨタパワー。イタリアンバイク業界まで影響を及ぼしているとは。

工場スタッフには女性も多く、完成車のベンチテストを担当しているのも女性。モンスターにまたがり、160km/hの走行シミュレーションを行ったりしていました。

ちなみに、イタリア人がDUCATI に対して持っているイメージは、「速くて高性能、そして安い」だそう。日本人の抱く「高級車」のイメージはみじんも感じないそうで・・・それって日本人がホンダに感じる印象と似ているような気がする。ま、ベンツのタクシーが沢山走ってる国ですから所詮国産車という感覚なんでしょう。

写真に撮れなかったのが残念ですが、ユニークなトラス構造フレームがずらっと並んでいる様は、これまた非日常的な光景で壮観でありました。


工場見学が終わり、併設のドゥカティ・ミュージアムに進みます。
ミュージアムには時系列にドゥカティ製品が展示されており、まずはこれ。

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CUCCIORO(クッチョロ=子犬)という名の1946年に発売された小型エンジン。

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これは自転車に取り付ける補助原動機なのでした。
この時すでに4サイクルだったというのが何ともドカらしい。
現在に至るまでドカがドカたらんとしている所以かもしれません。

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当時の広告ポスター。
今でもこの子犬くんはドゥカティのマスコットになっており、ミュージアムショップでぬいぐるみなども売っています。

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50年代の最高速競技用のオートバイ。
サイドカウル(?)のカバーがパカッと開くようになっており、停車中はそこから足が出してバイクを支えられるようになっています。

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伝説のライダー マイク・ヘイルウッドのマン島TTでの勇姿

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そしてその1978年のチャンピオンマシン実物も展示されています。

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カウルの内側にはヘイルウッドがヘルメットのシールド拭きに使っていたという、カットしたテニスボールが当時のままに。

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80年代以降の歴代スーパーバイク達。

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この頃のスーパーバイクって日本ではほとんど情報がなかったため、正直よくわからんです・・・誰が乗っていたどんなマシンなのか不明・・・

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で、一気に現代までジャンプ。
言わずと知れたMotoGPマシン  デスモセディチGP6。
2006年のイタリアGPスペシャルカラーも展示。

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これは、スーパーバイク選手権のトロフィー?
かなりオスカーを意識している様子。


さて、ここまで来ると朝から超弩級の名車を見続けてきたこともあり、さすがに息切れ気味。

最後にご紹介するのは、ドゥカティ社の成り立ちを解説するコーナーに展示されていた興味深いもの。

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ドゥカティ社は創業時からオートバイを作っていたわけではなく、最初はラジオを作ることからスタートした会社だったそうなんです。ラジオの他にもシェーバーなんかも作っていたらしい。

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DUCATIのカメラ!

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まさにラジオです。

ちなみにDUCATIをイタリア語で発音すると「ドゥカーティ」というのが一番近いらしい。ドカティーとかドカッティって言うのはあんまり通じないみたいです。
(「ドカ」ではないのだ)
余談になりますが、ランボルギーニの「カウンタック」も現地では「クンタッシ」。

ということで、ランボルギーニフェラーリそしてドゥカティを1日で回るという充実のツアーもいよいよ終わり。
ドゥカティの工場を後にし、ボローニャ駅まで車で移動し解散となりました。

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Dear Francesco-san and Tomoko-san

Thank you very much for beautiful trip and hospitality. We were really satisfied with seeing legendry Italian factories, so my dreams come true. We wish we can visit to Bologna again someday!

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フィレンツェに帰る電車まで時間があったので、日本人ガイドKさんおすすめのレストランで本場のスパゲッティ・ボロネーゼを堪能。
スパゲティと言えばミートソース というくらい好きなので密かに感動。


最後に。

ここボローニャ駅の待合室の壁面に写真のようなレリーフがあります。
1980年の8月、ここボローニャ駅の待合室で爆弾テロがあり85人が亡くなったそう。その中の一人には日本人の学生さんも含まれていたそうです。

このレリ−フはその日の出来事を風化させないようにという思いを込め建てられたものだそう。イタリアでもこんな事件があったとは・・・

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