荻窪ラーメン 新・スタンダード 中華そば「風味堂」
----- 追記 ------
何とも残念なことに。。。
2011年6月をもって荻窪での営業を終了、7月より国分寺に移転オープンしました。
今日は フジヤマ的イチオシのラーメン屋、風味堂@荻窪をご紹介。
今年の2月にコトブキ通り商店街にオープンした荻窪ラーメンとしては新しいお店である。
「味玉中華そば」
ラーメンという食べ物は、個人の好みで評価がはっきり分かれるものなので、最終的には自分で判断してほしいが、このそそるスープの色、チャーシューのまろやかな味わい、絶妙なゆで具合の半熟たまご、刻みネギも新たな荻窪スタンダードとしての資格十分。
前にも書いたが、5年前に店主が病気で亡くなってしまったため閉店し、まさに幻となってしまった「めん家」を彷彿とさせる味なのである。所謂あっさり系ゆえ、初めて食べた時のインパクトは強くないが、魚介系をメインに天然素材にこだわった 食すほどににじみ出るような深い味わい。やっぱりこういう味が何度食べても飽きなくていい・・・
基本的には、たんたん亭系の味 といえば分かり易いだろうか。
ただ、あちらほど "おでんっぽくない" 味わいで、それもめん家風と言う所以である。ちなみにご主人はめん家のことは知らないそうです。
こちらは開店して間もなく追加された新メニュー「台湾らーめん(味玉入り)」
スープのベースは「中華そば」そのもので、唐辛子と肉そぼろ、そしてニラともやしのトッピングで爽やかな辛さの一杯に仕上がっている。辛いラーメンというと思い浮かぶのは、担々麺なわけだが、これはそれとは全く違うタイプ。いわゆる辛ブーム的なものに乗って香辛料を追加しただけのものではなく、スープのダシを生かしつつバランスを考えた上で味付けや具のボリュームもきっちり調整されている一品。
フジヤマ的には毎回食べるメニューではないが5回に1回くらいのペースでこれを注文する。シメはお店のお勧めどおり白飯をスープに投入し、ぞうすい状態で食べるのが正解。
そして最近登場した「つけそば」。
あえて"つけ麺"と呼ばないそうで、一般的なつけ麺よりはやや酸味を押さえ気味にして出汁のテイストを大事にしている感じ。個人的にあまりつけ麺系は詳しくないのだが、スープの具や麺のボリューム(普通の中華そばの1.5倍)も適切なバランスで、汁そば系のメニューとローテーションでも違和感なく食べることができる。
サイドメニューの風味堂シューマイ。
肉の味わいが非常にイケる。ラーメンスープとのマッチングも極めて良好。ラーメンのサイドメニューというと餃子が一般的だが、個人的にあれはあまり好きではない。
なぜなら醤油と酢の強い刺激でせっかくのラーメンの味わいが損なわれてしまうので。不味いラーメンをごまかしながら食べる時であればその方がいいんですけど・・・ 値段が250円(ランチセットだと+200円)と極めてリーズナブルなのも嬉しい。
店内カウンターの様子。
ちょっと目立ちにくい立地なので集客には色々工夫を凝らしているのがわかる。
ご主人も色々と頭を悩ませているようで、通るたびに看板のメッセージが変わっている。
店内マップ。
テーブル席は正直なところ4人座ったらかなり窮屈。
もう少し幅広のテーブルにすれば、ゆったりできるのでグループでも入りやすくなるかも?
風味堂 中華そばのプロフィール (クリックで拡大)
ある日の看板。
個人的な希望としては、「ワンタン麺」をぜひメニューに追加してほしい。具にエビとかは入れずに是非ストレートな挽肉ワンタンで。ここのスープであればマッチングは最高。餡を多めにして食感の良いものにすれば非常に満足度の高いメニューになること間違いなし。ぜひ検討を!
中華そば 「風味堂」
住所: 杉並区天沼3-30-42 電話: 03-6795-5375
営業時間: 11:30-15:00/17:00-21:00 定休日: 月曜日
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