« ポータブルGPS 新旧比較 | トップページ | スーパームーン »

2011年2月19日 (土)

追悼 ゲイリー・ムーア

ゲイリー・ムーアが亡くなってしまった・・・

2011年2月6日 休暇で宿泊していたスペイン南部のリゾートホテルで、突然の心臓発作によって、その58年の生涯を閉じた。

BBC News - Guitarist Gary Moore 'died of heart attack'
http://www.bbc.co.uk/news/uk-northern-ireland-12391305

こうなると、去年の来日公演に行かなかったことが本当に悔やまれてならない。
公演内容がブルースセットという事と、日程的にMotoGPヘレス観戦への出発と重なってしまったということもあって見送ってしまったのだが、まさかそれが最後の来日公演になってしまうとは・・・

ゲイリームーアを初めて聴いたのは、1982年に発売されたソロアルバム「大いなる野望〜Corridors Of Power」の時。それ以前から名前は知っていたが、中学校の同級生だったTが2枚目のソロアルバムを発売と同時に入手し、「これは凄いぞ!」と貸してもらい聞いたのがゲイリー初体験。 それからは、ハマりまくった。

Garymoore1983tickets続く83年の来日公演は、初の外タレコンサート体験だったこともあり、忘れ難い思い出となった。

イアン・ペイス、ドン・エイリー、ニール・マーレイという錚々たるメンバーを率いての初来日。
1月25日の新宿厚生年金会館に行き、あまりに感動したので、まだチケットが残っていた2月1日の追加公演も観に行った。
その時のレビューが雑誌「ヤングギター」の読者投稿欄に掲載されたのも、一層感動を深くしてくれた出来事だった。

その後は、怒濤の未発表音源の発売ラッシュ。

ジェットレコード時代の"Dirty Fingers"、"Live At The Marquee"に続いて初来日公演を収録した"ロッキン・エブリ・ナイト〜Live in Japan"と、この頃の小遣いはほとんどゲイリー関係で使い尽くしていたように思う。

そして、自分にとってゲイリー・ムーアのNo.1フェイバリットアルバムは、
この"G-FORCE"である。

G-FORCE(紙ジャケット仕様) 当時、このアルバムはイギリスだけでしか発売されなかったため、超入手困難な一枚とされていた。 が、なぜか新星堂が自社での販売専用に再プレス発注をかけて独自輸入しており、近所の店に普通に置いてあって簡単に入手することができたのだ。
当時仲の良かった店長さんによると、何でも社内の企画部門に超好き者の人が居たらしい。

しかし、全国的には入手困難であったことは間違いなく、友達に頼まれて買った1枚がキャンセルされてしまい、処分に困った挙げ句、音楽雑誌の売ります買いますコーナーに出してみたところ、200枚以上のハガキが送られてきてビックリということもあった。

このアルバムの素晴らしさは、ゲイリーのギタープレイやハードロックの枠を超えた音作りのユニークさはもちろんなのだが、何よりもとにかく全ての楽曲が素晴らしく良い曲揃いということだ。

それはもはや奇蹟と言っても過言ではないレベルの出来だと思っている。
なぜ、これほど完成度の高いアルバムがアメリカで発売されなかったのか?
ゲイリー・ムーアというアーティストの活動歴における最大の謎と言ってよいのではないか。当時のウワサとしては、米CBSの担当者がJet Recordとの契約当日に寝坊してしまい、会合の約束をすっぽかしたから、というのがあったが、それが真実なのかどうかは.... わからない

このアルバムは、自分にとっての同一タイトル最多購入記録盤でもある。
通常盤LP、ピクチャー盤LP、輸入盤CD、国内盤初CD、リマスター版CDの5種類。高校生の時に西新宿の中古盤屋でカラースリーブ付きの1980年オリジナル英国盤LPも発見して、購入しそうになったが非常に高価だったため見送った。

プロモーションビデオ"Hot Gossip" これも大変貴重な映像である。
何しろ動くG-FORCE、ゲイリーがシャーベルの豹皮ストラトを弾く姿を見られる唯一の映像なのだから・・・

昨年、ロンドンを旅行した際にマーキー・クラブの跡地を訪問してきました。
(クリックで拡大)
Londonmarqueeclub01  Londonmarqueeclub02  Londonmarqueeclub03

当時は、このThe Marquee Clubでゲイリーのステージを観るのが夢だったのですけどね... いまやクラブもクローズされてしまい、ロンドン市内の文化史跡に表示されるメモリアルプレートがかろうじて当時の隆盛を物語るに留まります。

最近は、ブルース路線にどっぷりだったこともあって、ゲイリーの新しい音楽からは遠ざかっていたけれども、いつかまたハードロックのゲイリー・ムーアが聴けると思っていたのに... 58歳といったらまだまだ現役世代だと思っていたのに... Thank you Gary Moore. あなたほど魂のこもったギターを弾く人を私は知らない。

Rest In Peace, Gary...

Garymoore_panthercharvel_w200

|

« ポータブルGPS 新旧比較 | トップページ | スーパームーン »

「音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/69939/38932497

この記事へのトラックバック一覧です: 追悼 ゲイリー・ムーア:

« ポータブルGPS 新旧比較 | トップページ | スーパームーン »