混乱エコポイント。当たり前だ!
今日の夕刊の1面記事。
エコポイント混乱、再提出29万件 旬過ぎ商品選び直し
asahi.com 2009年11月7日15時2分
http://www.asahi.com/national/update/1107/TKY200911070165.html
省エネ家電を普及させようと、政府が5月から始めたエコポイント制度が混乱している。ポイントを商品と交換するには申請書の提出が必要だが、半数ほどで記入ミスなどがあり、少なくとも29万件は再提出を求められている。手続きのわかりにくさが原因との指摘もある。
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だそうです。
じつはこの1/29万だったりするわけですが・・・
5月に購入したエアコン2台の申請を出したのですが、全くこの記事に書いてあるとおりで、
- 専用サイトを熟読するが、制度の仕組みと申請方法を理解するのに
まず一苦労
- ネットで手続きを完結できるわけではなく、結局申請書をプリントアウト
する必要がある (ネットの役割は、書類に固有の申請番号が振られるだけ)
- 複数商品の一括申込ができないので、ネットからの申込の手間も
2品なら2倍、3品なら3倍かかる
- 領収証は合計額でもらうのが普通なので、複数商品の申し込みだとそれぞれ
の申請書に貼付するための領収証のコピーを取ったりとさらに手間がかかる
- 出力された申請書は年末調整の書類並みに分かり難い書式
- 最終的にはプリントアウトした書類を封筒に切手を貼って郵送しな
ければならない
という状況でした。
そうしたハードルを乗り越え、郵便ポストに投函すること2ヶ月半くらい経った頃。エコポイント事務局から郵便物が届いた。
開封してみると書類に不備があるので訂正して再提出してくれとのこと。
何が不備なのかとよく見てみると、、、
自筆の署名がない! だそうです。
しかも、その署名欄が年末調整並みのゴチャゴチャした書式の真ん中辺にさりげなく設けてある小さな枠。こりゃ気がつかねーですよ。そもそもこんな理由で戻すならネットなんか使わせるんじゃないって言いたくなる。そして再び切手を貼って返送。
その時、返送されてきた申請書の写しがまた興味深いものでして、ネットからの申込時に自動的に印字された対象メーカー名や商品の型番と、貼付された保証書や領収証に記載された情報をひとつひとつ人力で照合して、チェックマーク(V)付けて、さらに「OK」とか手書きされていたりする。
このネットのシステム作るのにいくらかかったのかなあ... 郵送の申込書を処理するための人員体制はどのくらいの規模なのかなぁ、、、とか。色々想像力をかきたてられますね。もしかしてわざと分かり難くしておいて、申込を断念させてポイント還元分の費用を節約しようとしているんじゃあ、、とかも思えるくらい。
電子マネーなのだから比較的スムーズに還元を受けられるかと考え、Edyのポイントを選んだのが、いつになったら受け取れるやら。
民間の企業でこんなしょうもないシステム導入したら、ビジネス成り立たんですよ・・・
↓Learn More! エコポイント制度
http://eco-points.jp/EP/
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